デスク用モニター台の選び方|幅・高さ・耐荷重・収納性を比較

デスク用モニター台の幅・高さ・耐荷重・収納性を比較する記事のアイキャッチ日用品・生活雑貨

デスク用のモニター台(机上台)は、画面の高さを調整しながら、キーボードや小物を置くスペースを作れる道具です。ただし、幅や高さだけで選ぶと「モニターの脚が収まらない」「画面が高すぎる」「天板がたわむ」といった失敗につながることがあります。

この記事では、モニター台を選ぶときに確認したい幅・奥行き・高さ・耐荷重・収納性を整理します。固定式、高さ調整式、引き出し付き、ワイドタイプの違いも比較するので、自分の机に合うタイプを判断する参考にしてください。

この記事について:メーカー公式情報や公的機関の資料、販売ページをもとに、買いものラボ編集部が選び方を整理しています。価格・在庫・仕様は変更される場合があるため、購入前に最新情報をご確認ください。

結論:最初に「モニターの台座」と「目線の高さ」を測る

モニター台選びで重要なのは、商品を探す前に現在のモニターと机を測ることです。最低限、次の5項目を確認します。

  1. モニターの台座の幅と奥行き
  2. モニター本体と台座を合わせた重量
  3. 机の天板の奥行き
  4. 現在の画面上端と目の高さの差
  5. 台の下へ収納したい物の寸法

厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では、ディスプレイの上端が目の高さとほぼ同じか、やや下になる高さが望ましいとされています。単純に高い台を選ぶのではなく、座った姿勢で画面上端がどこに来るかを基準にしましょう。

モニター台4タイプの違い

タイプ特徴向いている人注意点
固定式構造が単純で選択肢が多い必要な高さが決まっている人購入後に高さを変えにくい
高さ調整式段階式などで高さを変えられる適切な目線位置がまだ分からない人調整範囲と固定方法を確認する
引き出し付き文房具や小物を収納できる机上の小物を減らしたい人引き出し分だけ下部空間が狭くなる
ワイドタイプ大型モニターや複数の物を置きやすい横幅の広い台座を使う人机からはみ出さないか確認する

主要メーカーのモニター台を仕様で比較する

ここまでの選び方を踏まえて、実際に販売されている製品の仕様を具体的な数値で比較します。サンワサプライ(サンワダイレクト)、エレコム、アイリスオーヤマ、ニトリの各メーカー公式サイトや公式の販売ページで確認できた数値のみを掲載しています。価格・仕様・販売状況は変更される場合があるため、購入前に各メーカーの最新情報をご確認ください(2026年10月7日確認)。

製品(メーカー・型番)外形寸法(幅×奥行×高さ)耐荷重下部収納素材重量
サンワダイレクト
100-MR197BK
600×300×88mm10kg専用の引き出しはなし。天板下(高さ約88mm)の空間にキーボード等を収納可能天板:パーティクルボード(突板)/脚部:アルミ合金・スチール系パーツ3.46kg
エレコム
PCA-DPSW5925BK
約590×260×122mm約10kg専用の引き出しはなし。台座下の空間にキーボード等を収納可能公式ページが未確認のため今回は未確認約2.1kg
アイリスオーヤマ
MNS-500SR
497×203×80mm10kg専用の引き出しはなし。背板がなく下部空間にキーボード・マウス等を収納可能スチール(エポキシ樹脂塗装)約1.2kg
ニトリ
引き出し付きモニター台 NM01
506×235×130mm天板10kg/引き出し1kg引き出し付き(内寸は公式記載なし。14インチ程度までのノートパソコンが収納可能とメーカー記載)合成樹脂化粧パーティクルボード(メラミン)+スチール約3.3kg

表から読み取れること

  • 今回確認できた4製品はいずれも耐荷重10kg前後で、モニター台の耐荷重は「10kg」が一つの標準的な目安になっていると考えられます。ただしモニター本体にスピーカーやスマートフォンスタンドなどを追加で置く場合は、合計重量が10kgに近づかないか確認したほうが安心です。
  • 高さは80mm(アイリスオーヤマ)〜130mm(ニトリ)まで幅があります。同じ「モニター台」という名称でも、画面が上がる量は製品によって5cm前後変わるため、本記事の「結論」で触れた座った状態の目線測定と照らし合わせて選ぶ必要があります。
  • 引き出し付きのニトリNM01は重量が約3.3kgとやや重く、天板のみのアイリスオーヤマMNS-500SRは約1.2kgと軽量です。収納機能が増えるほど本体重量も増える傾向があり、設置・移動のしやすさにも影響します。
  • 引き出し付きタイプであっても、引き出し内部の幅・奥行き・高さ(内寸)がメーカー公式ページに数値で明記されていない場合があります。「収納できる」という説明文だけで判断せず、内寸の記載があるかどうかも確認したほうが安全です。

仕様表に関するよくある質問

耐荷重「10kg」はモニター本体の重量だけで判断していいですか?

本体だけで判断しない方が安心です。上の表の製品はいずれも耐荷重10kg前後ですが、これはモニター本体に加えてスタンド部分やスピーカー、スマートフォンなど台の上に置くすべての物の合計を想定した数値です。大型モニターやデュアルモニター環境では、本体重量に周辺機器の重さを足した合計が耐荷重に対してどの程度の余裕があるか確認してください。

天板の高さが8cm前後と13cm前後では、見た目や使い勝手にどれくらい差がありますか?

5cm前後の差でも、座った姿勢での目線には影響します。高さ8cm前後の製品は画面の上がる量が控えめで、すでに画面の高さが目線に近い場合に向きます。高さ13cm前後の製品は画面がより高く上がる分、収納スペースや物を置く余裕が生まれやすい一方、画面が高すぎないか座った状態で確認したほうがよいでしょう。どちらが適切かは、本記事の「結論」で触れた現在の画面上端と目の高さの差によって変わります。

引き出し付きタイプを選ぶとき、引き出しの内寸はどこで確認すればいいですか?

内寸の数値がメーカーの商品ページに明記されているかを、購入前に個別に確認することをおすすめします。今回確認した引き出し付き製品の一つは、「ノートパソコンを収納できる」という説明はあっても、引き出し内部の幅・奥行き・高さそのものは公式ページ上に数値として見当たりませんでした。収納したい物(タブレット、ノートパソコン、文房具など)の実寸を測ったうえで、商品ページの図解や説明文に内寸の記載があるかを確認し、記載がない場合は販売店に問い合わせる方法もあります。

失敗しにくいモニター台の選び方

1.天板の幅と奥行きを確認する

商品に記載された外寸だけでなく、実際にモニターを載せられる天板部分の寸法を確認します。モニターの台座が円形やV字型の場合、先端がはみ出さない余裕が必要です。

机の奥行きが狭い場合は、モニター台を置くことでキーボードの位置が手前に押し出されることがあります。台を置いた後も、腕や手首を無理なく置けるスペースが残るかまで考えましょう。

2.必要な高さを座った状態で測る

普段使う椅子に座り、背中を起こした状態で目の高さを確認します。そのうえで、モニター台を置いたときに画面上端が目線と同程度か、少し下になるかを計算します。

台が高すぎると視線が上向きになりやすいため、「収納量が多そう」という理由だけで高さを決めないことが大切です。高さに迷う場合は、段階調整できるタイプが候補になります。

3.耐荷重には余裕を持たせる

モニター本体だけでなく、スタンド部分、スピーカー、スマートフォンなど、台の上に置く物の合計重量を確認します。表示された耐荷重ぎりぎりではなく、余裕を持てる製品を選ぶと安心です。

耐荷重の条件は、荷重を均等に載せた場合などメーカーによって異なることがあります。大型モニターやプリンターを置く場合は、天板の厚さ、脚の構造、中央部分の補強も確認してください。

4.素材と安定性を比べる

主な素材メリット確認したい点
木製・木質系家具や机になじみやすい水分、天板のたわみ、表面の傷
金属製薄い構造でも強度を持たせやすい脚の滑り止め、角の処理、重量
樹脂製軽量な製品が多い耐荷重、熱、長期使用時の変形

机に接する脚の裏へ滑り止めが付いているかも重要です。文字入力やマウス操作の振動でモニターが揺れる場合があるため、脚の幅や接地面も比較しましょう。

5.収納と配線を一緒に考える

台の下にキーボードを収納するなら、内側の幅・高さ・奥行きを測ります。外寸だけでは、脚や引き出しが邪魔になって収納できないことがあります。

電源ケーブルや映像ケーブルを背面へ逃がせるか、USB機器を使う場合に手が届くかも確認しましょう。配線をまとめる場合は、発熱するACアダプターを密閉したり、コードを強く折り曲げたりしないよう注意が必要です。

よくある失敗

  • 画面が高くなりすぎる:収納スペースだけで高さを決めず、座ったときの目線を測ります。
  • モニターの台座が収まらない:天板の外寸ではなく、有効寸法を確認します。
  • 机が狭くなる:台の奥行きとキーボードを置く空間を合計して考えます。
  • 中央がたわむ:大型モニターでは耐荷重と補強構造を確認します。
  • 引き出しが使いにくい:椅子に座ったまま開閉できる位置か確認します。

Amazonで探すときの検索例

以下は通常の商品検索リンクです。現在はアフィリエイトリンクではありません。特定の商品を順位付けせず、必要な条件に合う候補を確認できるようにしています。

タイプ別に向いている人

高さを少し上げたい人:固定式を基本に、必要な高さと台座の寸法が合う製品を選びます。

適切な高さがまだ分からない人:複数段階で調整でき、固定方法が分かりやすい製品が候補です。

机上の小物を減らしたい人:引き出し付きやスマートフォン置き場付きが便利ですが、収納内部の寸法を確認します。

購入前チェックリスト

  • モニター台座の幅と奥行きを測った
  • モニターと上に置く物の合計重量を確認した
  • 座った状態で必要な高さを確認した
  • 机上にキーボードを置く奥行きが残る
  • 台の下へ収納する物が内寸に収まる
  • 滑り止めと脚の安定性を確認した
  • 返品条件と組み立て方法を確認した

よくある質問

モニター台は高いほどよいですか?

高いほどよいわけではありません。座った状態で画面上端が目の高さとほぼ同じか、少し下になる位置を目安に調整します。椅子や体格によって適切な高さは変わります。

ノートパソコンにも使えますか?

使用できる製品はありますが、キーボードまで高くなると腕や手首に負担がかかる場合があります。外付けキーボードを使うか、画面だけを上げられるノートパソコンスタンドも比較してください。

モニターアームとの違いは何ですか?

モニター台は机に置くだけで導入しやすく、下部を収納に使えます。モニターアームは位置調整の自由度が高い一方、机の厚さや天板の強度、モニターの取り付け規格など追加の確認が必要です。

あわせて読みたい:ワイヤレスキーボード・マウスの選び方

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まとめ

モニター台は、幅やデザインから先に選ぶのではなく、モニター台座の寸法、必要な高さ、合計重量、机の奥行き、収納する物の順に確認する方法が考えられます。

デスク環境をまとめて整える場合は、デスク用電源タップの選び方、デスクライトの選び方、ノートパソコンスタンドの選び方もあわせて確認してください。

モニター台の周囲やデスク下の配線まで整えるなら、デスク用ケーブル収納の選び方もあわせて確認してください。

モニタースタンドをモバイルモニターに使う場合は、対応サイズ・耐荷重をあわせて確認しましょう。モバイルモニター(ポータブルモニター)の選び方も参考にしてください。

Webカメラを設置する場合は、モニターとの位置関係も確認しましょう。Webカメラの選び方も参考にしてください。

モニター本体から選び直したい場合はモニター(PCディスプレイ)の選び方、デスク環境全体を整えたい場合はワークデスク・学習机の選び方もあわせて確認してみてください。

参考資料

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